指泉堂 | 日記 | 春に起きやすい腰痛

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指泉堂 の日記

春に起きやすい腰痛

2015.03.08

冬は気温の低下や空気の乾燥に伴う「ウィルスの増加」や「免疫力の低下」によって、体調不良を訴える方が多くおられました。春は良い季節なのですが、同時に体の変調を来たしやすい時期です。なぜでしょう?・・・それは自律神経が気温の変化に弱いからです。自律神経は交感神経(活動・緊張)と、副交感神経(休息・リラックス)に分けられます。「自律神経の不調」とは、このバランスが崩れることをいいます。 日中と朝晩の温度差もそうですが、中・長期的にも、「冬の体(交感神経優位)」から「夏の体(副交感神経優位)」に変わる過程で、春は体が疲れやすくなります。 この温度変化によって当院が重要視しているのが「腎臓」の疲労です。以前のマッサージ通信でも紹介しましたが、春になってくると、体の代謝が上がってきます。代謝が上がる…というと、良いことだけのように思われますが、実は、代謝が良くなると、老廃物が出て、ろ過装置である腎臓が負担を強いられます。腎臓に負担がかかることで、腎臓に関連している「大腰筋」という筋肉が緊張しやすくなります。大腰筋は、背骨から骨盤の中を通って大腿骨に付着する、いわゆる体の軸となる筋肉です。 その予防としては、まず、①腎臓を休めるために必要な「睡眠」をしっかりとること。②入浴や温熱器・カイロなどで温めすぎたり、汗をかきすぎたりしないこと(汗をかきすぎると腎臓に負担がかかります)(適度な保温は大切です)。④長時間、同じ姿勢をしないこと(軽いストレッチをする)。などが挙げられます。 ちなみに来院患者様には、背中から保冷剤などをあて、左右の腎臓を1分間ずつ冷やすことを勧める場合もあります。

春に起きやすい腰痛

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